インビザラインが痛いのはいつまで?痛みのピークや対処法を知る
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歯並びの矯正方法にはいくつかの選択肢がありますが、世界で1,000万人以上の実績がある、インビザライン矯正をご存知でしょうか。
インビザラインによる矯正は、透明なアライナー(マウスピース)を使用するため「矯正している状態が目立ちにくい」ことや、取り外し可能で手軽にスタートできることが特徴です。
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ないインビザライン。
とはいえ、痛みが生じる事もあります。
そこで今回は、様々な矯正治療を比較検討している人のために、痛みを感じるタイミングやワイヤー矯正との痛みの比較、痛みが生じた時の対処法などをまとめました。
今後、インビザライン矯正が気になっている人にとっても役立つ内容なので、是非チェックしてみてください。
痛みがなぜ起きるか
アライナーを使用しているインビザライン矯正によって、歯や口内に痛みが生じることがあります。
では、なぜ歯や口内に痛みが出るのでしょうか。
どのようなシーンにおいて、痛みを感じるのか詳しく見ていきましょう。
初めてのアライナー装着で矯正に慣れていないため
初めてアライナーを装着する際は、矯正に慣れていないため、痛みを感じやすくなります。
インビザライン矯正を進める段階で、新しいアライナーに取り替えたタイミングも、同じように再び痛みが生じることがあります。
矯正により歯が動いているため
インビザラインの矯正により、歯が動き出すと痛みを感じることがあります。
しかし、それはしっかりと歯の矯正が進められている証拠です。
どうしても痛みが耐えられない場合には、取り外して休憩するのも良いでしょう。
アライナーの突起物が歯や口内に当たっているため
上記以外に痛みが生じるケースとしては、アライナーに突起物などがあり、歯や口内に当たってしまっていることがあります。
その場合は、歯科医院に相談して、アライナーの突起物を研磨してもらい、なだらかにするなど、対処してもらいましょう。
ワイヤー矯正に比べてなぜ痛みが少ないのか
もちろん痛みの感じ方には個人差がありますが、インビザラインによる矯正はワイヤー矯正と比べると、痛みが少ない矯正治療といわれています。
なぜインビザラインによる矯正は痛みが少なめで済むのでしょうか?
インビザラインの矯正に痛みが少ない理由は、主に2つあります。
緩い力で少しずつ歯を動かして歯並びを改善するため
ワイヤー矯正は一度に強い力をかけて歯を動かそうとするため、それに伴って痛みも強くなってしまいます。
一方、インビザラインによる矯正は、1~2週間など頻繁にアライナーを交換し、徐々にゆっくりと歯を動かしていく治療です。
また、アライナーの矯正装置は、歯根膜などに負担がかかりにくいように設計されています。
そのため、歯を動かす時の痛みがワイヤー矯正と比べても、かなり少ないといわれています。
口内に優しいプラスチェック素材のアライナーのため
ワイヤー矯正は、硬いワイヤー・ブラケット(歯にワイヤーを通す装置)などが、口内に当たったり刺さったりすることで痛みが生じ、場合によっては口内炎の原因となることもあります。
それに比べて、なだらかに研磨されているアライナー装置は、口内を傷つける心配がほとんどありません。
その分、痛みにつながるリスクは下がるといえます。
痛みの対処法
ここからは、インビザラインによる矯正で痛みが生じた時の対処法について紹介いたします。
痛みを感じるタイミングは、先述した通り初めてアライナーを着ける時、あるいは、新しくアライナーを交換して装着する時です。
痛みを感じ始めるのは、アライナーを装着後、約3~6時間。
痛みのピークは、およそ約36時間後(1日半程度)といわれています。
しかし、その痛みは長期間継続するものではありません。
痛みは徐々に減っていき、約3日~1週間ほど経つと矯正に慣れ、ほとんど痛みは感じなくなるといわれています。
しかし、それでも痛みを感じることもあります。
では、痛みを感じた際の対処法についてみていきましょう。
食事は硬いものを避ける
まず、歯に痛みを感じる間は、食べるものを工夫すると良いでしょう。
特に装着始めから痛みのピークまでのタイミングでは、硬い食べ物をなるべく避け、お粥やうどんなどの柔らかいものを食べるのがおすすめです。
痛みを感じる時はアライナーの取り外す
インビザラインの矯正は自身でアライナー装着が可能なので、痛みに耐えられなければアライナーを外すこともできます。
しかし、「歯の痛みがある」という理由でアライナーを長時間外してしまっては、歯が動かなくなり矯正の効果がなかなか得られません。
1日20時間以上の装着は心がけるようにしましょう。
痛みが強いなど違和感がある時には歯科医院へ相談も
痛みを強く感じる、何か口内に違和感がある場合には、歯科医院へ早めに相談するようにしましょう。
アライナーの突起物が口内などに当たり、痛みが生じている場合もあります。
その時には、歯科医師がアライナーの突起物を削るなど調整し、対応してくれます。
また、日常生活に支障をきたす痛みには、歯科医院が痛み止めなどの飲み薬を処方してくれるケースもあります。
痛み止めを服用している時には、安静にして過ごすようにしましょう。
自分では痛みの原因が特定できない場合もありますので、不安に感じることがあれば、すぐに歯科医院に相談してください。
初めての矯正やお子様にもおすすめのインビザライン
今回は、インビザラインの矯正による痛みについて紹介してきました。
インビザライン矯正を知るきっかけとなりましたでしょうか?
インビザラインは痛みが少ない特徴があるため、初めて矯正にチャレンジする方やお子様にもおすすめです。
是非ご検討ください。
小野歯科医院では、矯正治療経験30年以上の歯科医師によるインビザライン矯正を受けることができます。